【超簡単】ボーダーラインの計算方法
各サイトにはパチンコのボーダーラインが掲載されている
しかし、そのボーダーラインを計算する方法というのは意外にも紹介されていない
そこで今回は簡単にボーダーラインを計算する2つの方法をお伝えしよう
ボーダーラインとは?
そもそもボーダーラインとはなんぞやという方のために簡単に説明しておこう
ボーダーラインとは台を打つ際に収支が0になる回転率の事を言う
少し詳しく言うと、その台の持つ出玉性能(平均獲得)と大当りするまでの投資玉数が同じになる回転率の事を言う
どういう事かと言うと
1/200で15R1500玉を獲得できる台があるとする(時短や確変もなし)
この台の出玉性能は200回転させれば1500玉を獲得できると言えることになる
つまり、大当りを引く200回転までに1500玉を消費するのであれば、収支は1500-1500=0となりトントンになる
その回転率がボーダーラインとなるのである
ちなみにこの場合は、200 ÷ (1500 ÷ 250) = 33.333・・・回転/kが4円等価時のボーダーラインとなる
ボーダーラインを算出する
今回、ボーダーラインを算出するためにCR大海物語4MTBの数値を使用する
トータル確率の計算方法は下記リンクより確認して欲しい
1Rあたりの出玉は126玉
1Rあたりのトータル確率は1/9.16
これらの数値を利用してボーダーラインを算出してみよう
トータル確率を使って算出
トータル確率と獲得玉数がわかっていれば簡単に算出できる
1R126(117)玉を9.16回転で得られるため、1回転あたりの獲得玉は
117 ÷ 9.16 ≒ 12.8
つまり、1回転回すのに12.8玉の消費となる回転率を計算すればよいことになる
4円等価の場合、千円は250玉と同価値であるため下記の計算式から求めれば良い
250 ÷ 回転率 = 12.8
回転率 = 250 ÷ 12.8 ≒ 19.53回転/k
CR大海物語4MTBの4円等価時のボーダーラインは19.53回転/kと簡単に算出することができる
総獲得玉から算出する
トータル確率を探しても見つからない台もあるだろう
その場合、総獲得玉があればボーダーラインを算出することが可能である
CR大海物語4MTBは初当り1回あたりの総ラウンド数が34.9Rであるため
34.9 × 117 = 4083.3
初当り1回で4083.3玉得られる事となる
大当り確率が1/319.69なので319.69回転で4083.3玉得られるスペックとなるため
4083.3 ÷ 319.69 ≒ 12.8
1回転で得られる玉数は12.8玉となる
あとはトータル確率の場合と同じで
250 ÷ 12.8 ≒ 19.53回転/k
ボーダーラインは19.53回転/kと簡単に算出できる
交換率毎に考える
さて、今までは4円等価時の計算をしていたが、他の交換率の場合はどうなるのかを考えよう
ボーダーラインを計算する式「250÷1回転獲得玉=ボーダーライン」の250に注目して欲しい
1000円 ÷ 4円 = 250玉と想像するのには容易いことであろう
つまり交換率が変わればこの250を変えればいいだけである
3.57円(28玉交換)の場合で考える
28玉の場合、換金時の1玉の価値は3.57円
100円を得るため必要なのが28玉
つまり1000円を得るためには280玉が必要となる
借りるときは250玉だが、交換するときには280玉と換金ギャップが生じることとなる
ボーダーラインは玉の収支が0になる回転率ではなく、お金の収支が0になる方が嬉しいのは間違いない
そのため、等価交換以外は交換率を考慮した玉数基準で計算する必要がある
28玉交換の場合、ボーダーラインは
280 ÷ 12.8 ≒21.86
21.86回転/kと等価交換の時の+2くらいが必要になる
あとは交換率に合わせて、300,330,400と増やせばよい
非等価の場合は持ち玉比率でボーダーラインを考える
等価交換では、投資玉も出玉も同価値であるためボーダーラインは変化しない
しかし非等価であれば、投資玉と出玉の価値が変わる
具体的には28玉の場合、現金投資時は4円で借りた瞬間出てきた玉は3.57円の価値に変わる
一方、出玉や貯玉は元々3.57円の価値しかないので等価交換なのである
イメージしづらいかもしれないが、3.57円の価値の玉で打ち込み出てきた玉も3.57円の価値であるからこの部分は等価交換になる
つまり現金で借りた玉での投資時は280玉のボーダーライン
貯玉や出玉で投資している間は等価交換のボーダーライン
では1日のボーダーラインはどう算出するか
そこで必要になるのが持ち玉比率である
持ち玉比率とは
その名の通り、その台に打ち込んだ玉のうち何%が持ち玉かを表した数値である
4円パチンコ、総投資10,000玉で現金1万円投資とすると借り玉の数は2,500玉となる
つまり7,500玉は出玉や貯玉での投資となる
この時の持ち玉比率は7500 ÷ 10000 = 0.75
つまり75%となる
28玉交換で持ち玉比率75%のボーダーラインを計算する
持ち玉比率75%ボーダーは(等価ボーダー × 持ち玉比率) + (現金ボーダー × 現金比率)で求めることができるため
(19.53 × 0.75) + {21.86 × (1 – 0.75)} ≒ 20.11回転/k
20.11回転/kであれば収支0になるということがわかる
持ち玉比率は早く大当りをひいたり、貯玉を利用することで上げることができるため毎回違う数値になる
台のスペックによっても変わるため、台ごとの目安比率を考えて自分の打つ台のボーダーを考えるようにしよう
まとめ
ボーダーラインは収支が0になるライン
計算はトータル確率か総獲得玉がわかっていれば簡単
非等価時は交換率によってボーダーラインが変わる
非等価時は持ち玉比率によってボーダーラインが変わる
ボーダーラインの算出は簡単な事がわかってもらえたと思う
収支を気にして打つという方はぜひ参考にしてもらいたい
各計算が面倒って人は下記サイトに一通りのボーダーラインを掲載しているので参考にしてくれ
ほならまた
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